魅力的な人とは？
魅力的な人と、魅力のない人との決定的な違いは、
何と言っても、熱意、だ。
熱意に圧倒される。
熱意に雲泥の差がある。
火山が噴火した時に溢れ出てくるマグマのような熱意。
僕が見てきた魅力的な人は、
みんな溢れるような熱意がある人だ。
熱意のある人は、困難が起きても、
逃げずに、正面から取り組む。
その姿勢こそが魅力。
その態度にこそ『いいね！』を贈りたい。
その姿に熱いものを感じる。
その姿に勇気を感じる。
勇気とは、
恐いものを恐いと感じずに避けて通るための、
そういう負のエネルギーではない。
自分を信じる者だけに与えられるエネルギーだ。
恐さがあっても、恐さを忘れて
堂々と行動する時の味方になる
そういう正のエネルギーだ。
人が、一番人間らしく、そう見える瞬間。
人間が、人として自然体で、
奇をてらうことなく、策を弄することもなく、
ただシンプルに熱でもって、
ひたすら自らが動く姿は美しい。
その人が誰かを動かそうと図るのではなく、
その熱があるからこそ、
周囲にいる人が
自然と動かされているのではないだろうか？
天から授かった「才能」と、
その才能を活かし、最大限に発揮させる「才能」とは、
同じ「才能」と書いても、中身が全く違う。
後者の、才能を活かすための「才能」の方が遥かに大事なこと。
自分を甘やかそうという怠惰な心を、諌めること。
一つのことに愚直に取り組む「能力」。
太陽光線を、虫眼鏡を使って一点に集中
フォーカスさせるときと同じで、
そういう、人としての
意識するエネルギーを、
一点に集中させる「能力」は、
何かを、誰かを点火して燃え上がらせる。
人が反応するのは、その熱に対してだ。
熱への反応は正直に現れる。
その熱を持つ人を、人は応援したくなるのだ。
誰に対しても、自然に、
やる気を起こさせてくれる、
その何かが、魅力の正体だ。
宇宙の意思と、同じ考え方、
同じ思いに沿って生きるとき、
魅力を最大化することができるんじゃないのか。
