「置き換え」
人は、よく「置き換え」をする。
大事なポイントを置き換える。
あなたの「仕方がない理由」から。
生い立ちからの
「理由」
過去の経験からの
「理由」
恐怖の感情や感覚もそうだ。
恐怖に逃げていたら、
恐怖を言い訳にしていたら、
いつまでたっても、人生は自由なものにならない。
「被害者」になって、自分以外の人を「悪者」にしていたら
その場はしのげても、
「あなたの人生は、結局良くならない」
相手を悪者にする理屈や理論など、
この世にはいくらでもある。
そんな「分析」をしていたら、
そんな「置き換え」をしていたら、
「あなたの中にある恐怖は、残ったまま」だ。
問題は、あなたの中に
「恐怖」が存在している事だ。
だから、「置き換え」てしまって、
恐怖を抱え込むのでなく、
「恐怖は手放す」のだ。
相手の原因分析をしている暇があったら、
「自分の中にある壁」
を見つめることだ。
なぜ、その恐怖があなたの中にあるのかを見つめるのだ。
それでこそ、あなたは、
「幸せ」になれる。
恐怖に逃げるな。
「私は可哀想な人」に逃げるな。
「私は弱い人」に逃げるな。
相手を悪者でなく、
「相手を良い人にする」
ことに意識を向けるのだ。
集中するのだ。
「相手が良い人になることを許す」
そのことだけに集中させるのだ。
その時、あなたは、
可哀想な人
弱い人
から脱出出来る。
恐怖を手放すことが出来る。
相手に対する憎しみや恨みで
それで、克服したような気にならないことだ。
それでは、一見強くなったようで、
結局、
「弱い人のまま」だ。
大事なのは、
「恐怖には囚われないこと」
恐怖を抱え込まないこと。
恐怖を言い訳にして、
恐怖を自分で、
「いつまでも握りしめている」のを止めるのだ。