『考えるから、思うようにならない』
人が、 「思うようにならない人生」 になっているとしたら、
「頭で考えている」 からそうなっていることが多い。
インターネットによるお手軽成功社会が それに拍車をかける。
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成功法則
お金を稼ぐのは大賛成だが、
「幾ら稼いだ」と言う数字から何を見ているのだろう。
考え方の上手さが支配しているかのごとく。
別に、筋肉バカになった方がいいと言っているのではありません(笑
「考える」ことで、人は、余計に 「解らなく」なっていることが多いということ。
確かに私達は、今、
1969年に、月面に人間を到達させた時の、
NASAの全部を合わせたものより高度な処理能力が入っている
携帯電話と言うものを平気で持ち歩いている。
また、この15年で、
それまでの人類史で発見されて来た以上のものが、
科学により解明されている。
そんな時代。
それでも 「この世の95%は依然解明されていない」「個人レベルでは、1%も解っていない」 のが現実。この世の1%くらいしか解ってない頭で一生懸命「考えている」ことに気づかずに、いろいろ「ジャッジ」する。
だから、人生が大きくならない。
喜びと自由に満ちている人生にならない。
1%の領域で残りの99%くらいを 「計る」
1%の領域で判断して 「上手くやろう」
そんなことが、とてもおかしな話だとは、
「考えれば」本当はみんな気づける。
小さい自分の世界で考えていることに気づかなければ、人生は、計算や予測の範囲の小さく狭い世界のままになる。
当たり前だ。
一生懸命考えていることで、実は、
「はまっている」人が圧倒的に多い。
苦しいまま。
狭くて窮屈なまま。
それで、一度や二度 上手くやれたとしても、
また、 上手くやるしかなくなる。
本当は、 もっと大きなものなのに。
もっと自由で 「想像を超えたもの」なのに。上手くいかない中で、「考えている」ことに縛られて悩んでいる人が本当に多い。
「人生が思うようにならない」と思う人は、
一生懸命になって、いろんなことを判断したり、
苦しんだり、葛藤したり、
自分や出来事に駄目だししたり、
諦めたり、落ち込んだりして、頑張っている。
この世の全てを自分が把握している訳ではないのに、コントロールしようとしていることに気付かない。
今まで思うようにならなかった、
今までの自分の人生を作って来た考えや経験から
他人が言っていることや世間の常識から で考える。
それでは、 良くなるはずない。
変わるはずない。
狭い世界の中でのゲームは止めよう!
奇跡=人間の計算を遥かに超えた、
計算など出来ないもの。