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『残心』

昨年、私の尊敬する、人間の常識理解を「超越」をしている、
ある本物の武道家の先生の話を初めて聞いていた時に、
心の奥、身体の奥に入り込み浸透した言葉。

その武道家の先生は、
言葉の意味をことさら取り上げて説明する必要などないので、
解説をしていた訳ではないので、私の受け取り方です。

「残心」

即ち、
「心が残っている」

自分にいること。

自分にいるか。
自分と繋がっているか。

どんな時も

何をしていても。

「自分の心にいるか」

自分の心と常にひとつでいることが,
生命を決める。

人は、すぐ何かの拍子に分離する。

何かに、
一瞬の拍子に、
「囚われる」

心から抜ける。
心が抜ける。

大事なことを見失なう。

電車で何かに没頭し、
忘れものをしたりする。

それは、
自分にいない
自分の心にいない
心が自分に残っていない。

日常で、
目先のことに捉われ、
自らのパワーを落とす。

エネルギーを乱し、 順調な世界にズレを生んでしまう。

何を知っていようと、
何を解っていても、

いくら私はもう智慧を得たと思っていても、

自分と繋がっていなければ、
それは、全く意味が無く、

エネルギーは漏れ、分散する。

いつもエネルギーとひとつでいる。

いつもエネルギーが真ん中にある状態であること。

これが大切です。

その為に

「残心」

心に残っているか?

自分が。

自分が心の中にちゃんといるか?

何をしていても、
何かに取り組んでいても、

それに捉われず、

自分の心の中にちゃんと自分が残っているか
自分の心とひとつでいるか

残っていれば、
残心の状態

そのことに気づいていること。

「残心」

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