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凹むのは、成長している証拠。

自分の思い通りにならないから、凹む。
やりたいことができないから、凹む。
時間が足りないから、凹む。

 

努力が報われないから、凹む。
行動力がないから、凹む。
記憶力が悪いから、凹む。

 

お金がないから、凹む。
失恋したから、凹む。
自信がないから、凹む。

 

挑戦すると失敗して、凹む。
行動すると壁にぶつかって、凹む。
自分が凹むと、不思議にも
周囲が凹んでる人ばかりになるから
もっと凹む。

 

ここまで凹んで生きているから、しまいには、
どうしたら凹まないで生きていけるか?
そんなことを、いちいち考えることすら、
面倒くさくなり、アホらしくなった。

生きることは、凹むことだと、悟った。

凹むから、さらに凹む。

凹んだからといって、
凹まないようにすることなんて、
君にはできるかな?

僕にはできない。
僕は、凹まない人になろうとすることを
やめた。諦めた。

やめた瞬間、閃いた。

その代わり、
凹んでもすぐに、
立ち直れるコツを何通りも学んで、
そういうコツを活かして生きていこうと。

そうだ、みんな、そうなんだ。
みんな、凹むのだ。
僕だけが凹んでるんじゃない。
誰でも、凹んでいるんだ。

凹むのは、
人生が順調であることの証(あかし)だ。
凹まないことが、順調なんじゃない。

凹まないような人になることを
目指してはいけない。
傷つかない人に
なろうとしてはいけない。

もし、そういう人になりたければ、
人間であることをやめて、
ロボットにでもなればいい。

人は凹んだ分だけ成長する。

人生は凹むために、ある。
人生は傷つくために、ある。
凹むから、成長できる。
傷つくから、成長できる。

凹むから、
他人の辛さが
身に染みて分かるようになる。

傷つくから、
他人の痛さが
自分の痛さのように分かる。

凹まない人生は、味気ない。

凹んだり、傷つくことを
嫌がってはいけない。
当たり前のことだと、
そう覚悟しておけば
何も騒ぎ立てる程のことではない。

字を見れば分かる。
「辛い」のと「幸せ」は
たった一の違いだけだ。
「辛」に「一」を足せば「幸」になる。
紙一重の違い、それだけだ。

一回凹んで一回傷つくということは、
自分の弱さを一つ、認めてあげることになる。
一つ認めてあげると、
一つ強くなれる。

そうやって、時間をかけて焦らず、
一つ一つ強くなっていける。
そうやって、自分のことを
どんどん好きになっていける。

自分を愛するということは、
自分の成長を愛おしく見守ってあげるということ。
自分で、自分を、大事に扱おうとすること。

人生に何かを期待する前に、あなたのすることがある。

誰かに認めてもらう前に、
自分で自分のことを、
そうやって、認めてあげることが
何よりも先に、大事なこと。

音にも強弱があり、
リズムや展開の仕方にも速いとゆっくりがある。
その組み合わせの妙が名曲になる。

 

強さだけでは感動は生まれない。
弱さだけでも感動は生まれない。
速さだけからは、味わいは生まれない。
ゆっくりとした部分があるから、良いのだ。

 

弱い、だから強くなれる。
強さだけでは、魅力を感じない。
強そうな人ほど、実は弱い。
弱そうな人ほど、実は強い。
強弱のコントラストが感動や喜びを生み出す。

 

才能がないことは、それ自体が才能になる。
記憶力が悪いから、記憶術が作れる。

ないことは、弱いことではなく、
強さにつながる。

たった1%の、
足りないことにフォーカスするのをやめて、
99%の今あることにフォーカスしよう。

不完全で、
未完成な、
そのままでいい。

成長し続ける人は、
凹み続ける人。
凹んでも立ち直る術を知っている人。
人生を最も味わって生きている人。

凹む体験は、感性に磨きがかかり、
凹んだ時、感受性は鋭くなる。

奇跡は、そのタイミングで起きる。

だから、安心して、凹んでいい。

何度凹んでも、成長するのだ。

成長し続けるコツ、

それは凹む体験をすることなんだ。

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