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あなたは、どんな人間になりたいのか?

質を問う、と書いて「質問」なんだ。
だから、質問の仕方を間違うと、
人生は、どこまでも価値の低い
面白みのないものに、なってしまう。

しかも、際限なく難しいものに、なってしまう。

自分に質問するとき、
あなたはどちらを質問するだろうか?

「あなたは、どんな人間になりたいのか?」
もう一つは、
「あなたは、どんな人間になれるのか?」

人生の醍醐味を味わい感じながら、
人生をシンプルに生きたい、と思うのなら、
どんな人間になりたいのか?
そう、質問しよう。

もしあなたが、
どんな人間になれるのか?
そう質問してしまったら、

頭が考えるような、実につまらない、
なれるものにしか、なれない。

なりたいもの、には決してなれない。

想像を超越して生きる、なんて
そんな人生は生きれなくなる。

なれるための根拠を探すために
あなたの貴重な時間とエネルギーを、
そんなくだらないことの為に
費やしていて、本当にいいのか?

多くの時間を無駄にし、
小さなことを大げさに取り上げて
大騒ぎするのが関の山だ。

些細な問題で意地を張っている、そんな暇な人でいいのか?

なりたいものに、なればいいじゃないか。
なりたいものに、なっていいんだ。

行き先を持たないヨットには、風も吹かない。
得手に帆を揚げて行きたいと思わないか?

得手に帆を揚げて

本田技研の創業者、
本田宗一郎の言葉に
「得手に帆を揚げて」がある。

帆を張るのは、あなた自身だ。
自分で張るのだ。

帆とは、目標だ。
行き先が明確に示されたものだ。

帆を揚げないことには、話にならない。
掲げた帆が達成されることを、
あなたは真面目に考えているか?

私自身に、なる。

人生で、自由というものがあるなら、
それは、「私自身になる」ことへの自由だ。

自らに由って、自らが在る。
そのことを「自由自在」というのだ。

この、人生の素晴らしい特典を行使する、
その権利を
あなたは自ら放棄していないだろうか?

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